出会い
2017年11月26日(日)ドストエフスキーに出会ったとき文字通り強いショックを感じたのである。そのとき私の読んだ本は、「悪霊」だったのだ。
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人生には究極の解決がないと思っていた私には、思いがけない一つの光だったのである。
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「どうしてですか」と彼にたずねると彼はこう答えるのです。「それはイエス・キリストからの光だ、予は、あらゆる懐疑をつき抜けて神を信じているんだからな」というんですね。〔椎名麟三〕
『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
360頁
「すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。」(ヨハネ1・9)
信仰者の書く小説の中には輝く光があります。その光に出会うと嬉しくなります。