行為の季節
2017年8月1日(火)神は人間を自分の姿に似せて創られました。これは神が人間に、行為への衝動と創造意欲を与えて、人間を神の共働者にしたいと希望しておられることのあらわれです。
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この神は生きて働く神であり、歴史に参画し、自分が選んだ民族の運命に―その勝利にも敗北にも―連帯責任を負うことを表明している神です。そしてこの神は、人間ひとりひとりの人生に関与し、成功の喜びを共に喜び、敗北の絶望を共に悲しんで下さる神です。人は誰しもみな、自分の内部に、創造的な冒険への憧れを抱いているものです。〔ポール・トゥルニエ〕
『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
235頁
「神はこのように、人をご自身のかたちに創造された 」(創世記1・27)
神さまと共に生きるということは、ダイナミックな冒険の生涯を送るということです。運命のレールの上に縛られてただ時の流れるのを傍観する人生ではありません。
今日も神さまはいったいどんなことをなさってくださるだろうかと期待する一日です。また神さまはどのようなことをこの私に期待しておられるのだろうかと使命に胸膨らませる一日です。