祈れ、たえず祈れ
2017年6月25日(日)わたしたちがみまえにひざまずくとき、周囲はくらくおもわれるのですが、
ふたたび立ちあがるときには、はるか彼方までが、太陽の光に照り輝いて見えるのです。
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なぜわたしたちはしばしば弱り、心づかいに疲れはて、
無情なおもいをもち、また、おもいわずらうという過ちをおかすのでしょうか。
わたしたちには、祈ることが許されており、あなたのみまえには、喜びと力と勇気がありますのに!〔R・C・トレンチ〕
『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
193頁
「あなたは私に、いのちの道を知らせてくださいます。あなたの御前には喜びが満ち、あなたの右には、楽しみがとこしえにあります。」(詩篇16・11)
祈ることは「許されていること」なのです。あるいは神さまから与えられた特権ということもできるでしょうか。そこに恵みがあります。
おもいわずらうことは、過ち、すなわち罪なのです。しかしその罪がわたしたちを神さまへの祈りに駆り立てます。祈りによって光の中に立ちあがらせていただけます。