幸福の権利
2017年5月18日(木)
人生において多くの美しいものを手に入れた者は、その代りにやはり多くのものを提供しなければならない。自分の苦悩をまぬかれた者は、他人の苦悩をかるくしてやる責務を感ずべきである。わたしたちはこの世に存在している不幸の重荷を、みんなでいっしょに担わなければいけない。
〔アルベルト・シュヴァイツァー〕
『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
152頁
神さまが幸福な少年時代、健康、活動力とを与えてくださったのは、当たり前のことではありません。また自分だけのものとして受け取る権利を持っていません。神さまがそのような中に生かしていてくださるのは、世界のために生きるように招いてくださるのです。