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唯一の罪の告白の道

唯一の罪の告白の道
2017年4月7日(金)

聖書にはわれわれのなすべき唯一の告白方式が規定されている。すなわち、「罪を赦し、罪を起こさず、これを払い去りたもうのは主であるがゆえに、われわれは赦しを得るためには、かれに罪を告白しなければならない。かれは医者である。それゆえ、われわれはかれに己れの傷を示すべきである。きずつけられ・侮辱されたもうたのはかれである。それゆえ、かれから平和を請い求めなければならない。かれは心を知り、いっさいの思いを知っておられる。・・・
・・・
われわれがかれの前に心の底から己れ自身を責めて、罪に定めるとき、かれのいつくしみと憐れみとによって赦されることを、われわれは祈り求めるのである。

〔カルヴァン〕

『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
109頁

人間の真実さは時に罪を見逃さない、罪を赦さない真実さですが、キリストの真実さは、罪を赦す真実さです。罪の告白を誰かにする必要はありません。ただ静かに神さまの前に自らの罪、傷ついた心、を告白します。主は直ちに十字架と復活によって開いてくださった贖いの道に私たちを居らせてくださいます。


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