詩篇を読むこころ
2017年4月3日(月)私は近頃夜眠れぬ時がしばしばありますがその時には本を読むことにしています。その本の中に『日本の名歌』と旧約の詩篇があります。
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詩篇を読んでみると神の前に神と取り組んでいる、くんずほぐれつ取り組んでいる歌がいくつかあります。
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私は詩篇を読みますと、寝ていてもこの瞬間もやはり神の御手が自分を支えて下さるのだ、神が自分を捕えていて下さるのだということを実感せしめられます。これは救いであります。〔村田四郎〕
『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
105頁
寝る前に読書をする習慣は数年前から私も続いていますが、私の読む本はずいぶん世俗的なものが多いので少し恥ずかしいことです。
さて日本神学校校長、明治学院長、横浜指路教会牧師を務めた村田四郎の言葉。私も詩篇あるがままの自分を神さまの前に注ぎだしている言葉、嘘のない言葉であると思います。そしてなにより信仰の言葉です。
どんなときにも自らが神さまの支えの中にあることを感謝します。