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新しく聞く

新しく聞く
2017年4月2日(日)

神の福音でありますから、何が福音であるかは、神がお定めになることであることを忘れてはなりません。
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人間の真の喜び、真の悲しみ、いや人間の真の姿こそ、ただ神がお示しになることができるだけであります。われわれの願いに対して、常に意表に出て常に新鮮な事柄を示してくれるものは、神の福音だけであります。そういう福音を聞こうとしなければ、信仰生活に新しさはありません。

〔竹森満佐一〕

『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
104頁

神さまが私のすべてをご存じであるということは、私の過去、現在、将来をご存じであるということ。私の性格、好み、人となりをご存じであるということ。などなど。ですから、何が私にとって幸福であるのかをだれよりもよくご存じのお方です。私にとって幸福と思えるものが必ずしも私にとっての真の幸福であるとは限りませんが、神さまは常に私にとって最善のことをご存じなのです。この神さまに聞くことをしなければ、人生に真の幸福はやってきません。


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