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門外漢を相手にするな

門外漢を相手にするな
2017年3月31日(金)

「かく種の犠牲や苦しみや淋しさの間に、何ものがよく余を維持して居たかということを諸君に話したいと思う。それは外でもない。すなわち『視よ、我は世の終りまで常に汝らと偕に在るなり』と言われたイエスのお約束である。そのとき余はこの紳士の言葉を信じ、それに依って百難を事なく通過することを得たのである」と言った。これに満堂水を打ったことくになったと彼の伝記に書いてあった。リビングストンは、「我は世の終りまで常に汝らと偕にあるなり」とのイエスの一言を親しく実験したのである。彼の偉功は、この約束の力によって成就せられたものであると言って差支えがない。

〔植村正久〕

『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
99頁

神さまが「常に」「世の終りまで」ともにいてくださる、のです。
どんなときもひとりではありません。
世の終りは、この世界の最終的な時ともいえますし、世界に希望が何一つ見いだせない時ともいえますが、そのような時でも、神さまはともにいてくださるのです。


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