悩める者への手紙
2017年3月19日(日)わたくしは、キリストがあなたの主であることを主張します。またそれをよく知っています。
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あなたが、もはや何ひとつ持たなくても、イエスにご自分をゆだねられたら、だれが、あなたを、その城から追い出すことができるでしょう。〔ヴィルヘルム・レーエ〕
『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
87頁
キリストを信じることができずまた自分自身をゆだねることの出来ない隣人に向かってどのような言葉も届かないと感じる時があります。しかし私自身はその人に捕らわれてはいないのですから、私は自由にその人に向かって自分自身の確信を語ればよいのだと思います。ただしその隣人をコントロールしようとするのではなく、あくまでかたわらに寄り添いながら、その人を神さまの御手にゆだねつつ語らなければなりません。