預言者
2017年3月1日(水)

誰の場合にも、焼き印をしるされたのだ
人間にとって、生ける神の手に捕えられるのは
恐ろしいことなのだ。
・・・
誰もが神の怒りに戦いを挑まれたのだ
しかもなお神はそのどの人の魂のまえにも
親しい友と語るかのごとく立っていてくださるのだ
・・・
誰もが神によって燃えたたしめられたのだ
・・・
誰も神の方から知ってくださっただけなのである

〔ヨーヘン・クレッパー〕

『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
69頁

「聖別されしわれを遣わしたまえ」「備えあるわれを遣わしたまえ」「神よ、わたしは燃えています」「わたしが知るのです」とはれも言ったことがない、との言葉に上記のことばが続きます。
教会で「私」という言葉があまりにも多く語られる時、神さまの居場所がなくなっているように感じます。ただ一方的な神さまの義と愛の中に捕えられている自分であることに平安をいただける場所、そのような教会であり続けたいと思います。


投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

タグ: