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賜物としての眠り

賜物としての眠り
2017年2月24日(金)

眠りは、神の賜物のうち、もっとも重要なもののひとつです。
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この地上におけるわたしたちの生活は、活動と休息、眠りと目ざめが交替するようになっており、休息しなければ働けませんし、眠らねば、目ざめていることが出来ません。日中とちがって、夜になれば、自分たちを意識的にコントロールする必要がなく、すべてを神のみ手にゆだね、何も心配しなくてよい、ということは、なんという恵みでしょうか。
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神にもっともふかく信頼する者に、もっともふかい眠りがおとずれます。
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主の愛する者とは、主によりたのむものです。

〔ジョン・ベイリー〕

『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
60頁

眠るということは、完全に無防備になるということですから、なにかへの信頼がその根底にあります。しかしそのなにかが明確でないことが多いのです。キリスト者は、神さまに信頼していますから、その対象が明確です。
深く信頼する者に、深い眠りがおとずれます。まさに眠りとは賜物、すなわち与えられるものなのです。


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