労する者われに来れ
2017年2月21日(火)「凡て労する者、重荷を負う者、われに来れ」
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イエスのこの言葉は普遍的である。あらゆる人間に、またあらゆる人間的状況に適合する。
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このような言葉に直面するときのわれわれの使命は明らかである。すなわちわれわれは、その言葉がわれわれの魂に対してもつ力の根柢を指し示さなければなければならない。なぜその情緒的な力の中に、究極的真理の力が含まれているかを説明しなければならない。そしてわれわれは、その光の下にわれわれ人間の状態を眺めようとしなければならない。〔パウル・ティーリッヒ〕
『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
57頁
安息を得るためにイエスさまのところに行くこと。それは安息そのものであるイエスさまとともに生きることでもあります。イエスさまとともに歩むことが私の力であり人生であることを証しします。そうでなければ生きることの出来ない私であることを告白します。安息を得るためにイエスさまのところに行くことは、再びイエスさまのところから出発して、すなわちイエスさまを離れてこの世で生きることでは全くありません。