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イエスを思うて

イエスを思うて
2017年1月13日(金)

イエスを思うて我は
我が貧しきも悲しからず/他人(ひと)の富めるも羨(うらやま)しからず
・・・
身の患難(わずら)いも苦しからず/其の幸福(さいわい)も慕(した)わしからず
・・・
事の失敗に失望せず/其の成功に雀躍(じゃくやく)せず

〔内村鑑三〕

『愛と自由のことば』
大塚野百合、加藤常昭編
日本キリスト教団出版局、1972年12月15日初版発行
2011年6月20日第14版発行
15頁

イエスさまを忘れてしまう時、自分の貧しさを悲しみ、他人の豊かなのをうらやましく思います。イエスさまを忘れてしまう時、自分の病や苦しみ、患難を苦しみ、逆に幸いの時に有頂天になります。イエスさまを忘れてしまう時、事がうまくいかず失敗に終わると失望し、逆に成功するならばまるで天下を取ったかのように高慢になります。こんな浮き沈みの人生に救いはありません。
イエスさまを思い、イエスさまを見上げる時、感謝と平安と満足、変わらない勝利者として人生の道が開けます。


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