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神のみ心のもとでの一致

神のみ心のもとでの一致
2016年11月16日(水)

愛はすべてを一つにします。造られたもの、造られざるもののすべてを。神のみ心も、すべての被造物の心も、そして私たち自身の心も、愛の内に一つとなってゆきます。
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けれども、これら神秘家たちはみな、知的な議論によって得られた知識をもって語ったのではなく、観想的な祈りにおいて与えられた知識をもって語ったのでした。神秘家たちは、イエスの霊によって、神のみ心と、天地万物の心と、自分自身の心とが一つであることを悟る恵みを受けました。造られたものと造られざるもののすべてが一つであることの真髄に触れることが可能になるのは、神のみ心においてです。

ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
380頁。

一つになるという恵みは、観想的な祈りにおいて可能となるのであって、知的な議論によるものではないのです。人間の知的な議論によるのではなく、神さまのもとにおいて、神さまのみ心において可能となるのです。


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