,

天地万物を包みこむ

天地万物を包みこむ
2016年11月15日(火)

霊的な生活を送っていると、私たちの小さなおびえた心は、宇宙の広がりと同じくらいに拡げられます。なぜなら、私たちの内に宿っているイエスの霊が、すべての被造物を抱いているからです。
・・・
イエスが私たちの内に霊によって生きておられる時、私たちはあらゆる人々を心に受け入れるようになります。そればかりでなく、すべての被造物をも心に受け入れるようになるでしょう。愛はすべての恐れを締め出し、神に属するすべてのものを一つにしてゆきます。

祈りは、イエスの霊と共に息をすることですが、祈りによって私たちはこのような計り知れない知識へと導かれてゆくことでしょう。

ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
379頁。

すべてを抱いておられるイエスさまが心のうちに生きていて下さるなら、私たちが霊的な生活の中にある時、すなわち祈りに生きている時、私たちもすべての人々を、そしてすべての被造物を心に受け入れるようになります。
もし受け入れることが出来ていないならば、霊的な生活を送っていないか、またはイエスさまを心に受け入れていないかのどちらかでしょう。分裂が起こるプロテスタント教会は、結局のところこの二つのどちらかに陥っているのかもしれません。

今日も様々な中に歩んでいくお互いですが、出会う人々、出会うことごとも神さまのみ手の中にあると信じて、心に受け入れて歩んでゆきましょう。


投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

タグ: