指導者の貧しさ
2016年11月4日(金)教会の頂点には、大きな貧困、深い寂しさ、つらい孤独感、切実な抑鬱状態、たくさんの苦しみがあります。
私たちは、教会の指導者たち―牧師、神父、司教、教皇などの苦しみを認め、彼らを弱い者の仲間に迎え入れる勇気を持つことが大切です。
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神の目には、底辺と頂点の間に何の隔たりもありません。同じように、私たちの目にもあってはなりません。ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
368頁。
指導者と呼ばれる人々には大きな孤独感、苦しみがあります。
私たちと同じ弱い者であることを認めるには勇気が必要です。
連帯は、この勇気から生まれてくるということでしょうか。