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教会を許す

教会を許す
2016年10月27日(木)

教会を拒否するなら、生きておられるキリストの身近に生きることは非常に難しくなります。「イエスは好きだけど、教会は嫌い」と言う時、私たちは教会ばかりかイエスをも失うことになります。私たちの問われているのは、教会を許すことです。
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私たちの間にあって生きておられるキリストである教会が、私たちに許しを与え続ける一方で、過ちを犯しがちな人間の組織である教会は、私たちの許しを必要としているのです。

教会は「あそこにある」といったものではなく、喘ぎもがく弱い人々からなるコミュニティーです。私たちはその一部であり、その人々の内に主であり救い主である方に出会っています。

ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
357頁。

教会を信じること、教会を愛すること、そして教会を許すこと。
教会は弱い人々からなるコミュニティーですから、批判しようと思えばいくらでもできる組織です。しかしその教会を、イエスさまは「わたしのからだ」である、と宣言されたのです。私たちは、このたやすく批判できる教会において、イエスさまに出会うのです。他では出会うことはありません。


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