聖徒の園
2016年10月22日(土)教会は非常に人間的な組織ですが、同時にまた神の恵みの園でもあります。そこは、偉大な聖徒が花を咲かせ続けている場です。聖人とは、それぞれに独自の仕方で私たちに生きておられるキリストを見せてくれる人々のことです。
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聖人たちはみなそれぞれ独特の仕方で、教会の中にありながら、園の内にいるようにその生涯を生きました。彼らはその園で愛する者の呼ぶ声を聞き、イエスを自分たちの生活の中心に置く勇気を見出しました。ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
352頁。
「イエスを自分たちの中心に置く」ためには「勇気」が必要なのです。そのためには、教会という園において、神さまのみ声を聞かなければなりません。聖人たちは、神さまのみ声を聞くことをさまざまな形で助けてくれる大切な存在です。