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キリストの神秘の体となる

キリストの神秘の体となる
2016年10月13日(木)

聖餐の食卓を囲み、共に「いのちのパン」を食べ「救いの杯」から飲んでイエスの死と復活を自分のものとする時、私たちは共にキリストの生きている体となります。

聖餐は、私たちが一つの体となるサクラメント(秘跡)です。一つの体となるということは、チームやグループを作ることではなく、仲間になることでもありません。一つの体となるということはキリストの体になることです。それは、この世界にあって、目に見える生きる主となることで、他の言い方をすれば、キリストの神秘の体となることです。そして「神秘」と「現実」とは、聖霊の領域においては同じなのです。

ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
343頁。

教会は仲良しグループではなく、キリストの体である、ということです。いろいろな意見の違いや立場の違いがありますが、それがそのままに一つとなるのです。それを可能とするのが聖餐です。


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