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ご自身を与えられたイエス

ご自身を与えられたイエス
2016年10月1日(土)

友人を食事に招待する時、私たちは体に必要な食べ物を供するだけではありません。友情、交わり、楽しいおしゃべり、和やかで親しい関わりを供します。
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私たちは客に食べ物と飲み物をすすめるだけではなく、私たち自身をも差し出しています。霊的な絆は深められ、私たちは互いの食べ物、飲み物となるのです。

このことが、最も完成した形でなされるのが、聖餐式で、イエスがご自身を私たちの食べ物、飲み物として与えてくださる時です。

ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
331頁。

聖餐式をおざなりの儀式にしてはいけません。イエスさまご自身との交わりの時であり、また私たち自身の交わりの時です。イエスさまご自身が差し出され、また私たちも互いの食べ物、飲み物として差し出される時です。
深い交わりの時ですから、その場限りで行き当たりばったりのことではなく、よく準備された言葉や用具が用いられるのは当然のことでしょう。


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