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孤独の中で神に寄り添う

孤独の中で神に寄り添う
2016年8月16日(火)

ただ神とだけいるために孤独になると、自分がいかにいろいろなものに頼っているかということにすぐに気づきます。
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自分が「ひとかどの人間だ」と安心出来るために再び忙しい生活に戻ろうとしがちです。けれども、それが誘惑なのです。というのも、私たちをひとかどの人間にするのは、人々がどう思うかではなく、神が私たちを永遠の愛で愛してくださることによるからです。

真の自分であり続けるためには、孤独の中で神から離れないことです。神は私たちを本当の自分にしてくださる唯一の方だからです。

ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
280頁。

人々がどう思うかではなく、神さまがどう思っていてくださるか。それが私たちの価値をはかるものさしです。
神さまはどう思っていてくださるのか。神さまは「永遠の愛で愛していてくださ」います。永遠の愛で愛されている存在である、というのが私という人間の価値をはかるものさしです。
このものさしを確かにすること。それが孤独が生み出してくれる恵みです。


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