イエスによって取り払われる死という宿命
2016年8月2日(火)神がイエスにおいて人となられたという受肉の神秘を通して、人類全体の体が神のいのちによって覆われました。私たちのいのちははかなく、いずれは死ぬことが定められています。けれども、イエスを通して神が、私たちの弱く死を免れない生を共にされてから、死はもはや最終の断を下すものではなくなりました。いのちは勝利に満ちたものとなりました。
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イエスは私たちの存在から死という宿命を取り払い、私たちのいのちに永遠の価値を与えてくださいました。ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
266頁。
神さまは、イエスさまの死と復活の贖いのみ業によって、私たちのいのちに、永遠の価値を与えてくださいました。
永遠の価値、永遠の変わることのない価値が、私のいのちに与えられているのです。