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人との隔たりに橋をかける

人との隔たりに橋をかける
2016年7月22日(金)

隣人になるということは、人との隔たりに橋をかけることです。私たちと人々との間に距離があって、お互いに目を合わせることが出来ないでいる限り、あらゆる種類の間違った考えやイメージが生じてきます。
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勇気をもって橋を渡り、お互いの目の中を見つめさえすれば、私たちは同じ神の子どもであり、人類という家族の一員であることがわかるはずです。

ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
252頁。

隣人との健やかな生活のために、適度な距離を持つことが大切です。
しかしその距離があまりにも大きく、疑心暗鬼を生み出すものであるならば、問題です。
愛するということは、隔たりに橋をかけることです。橋をかけることによって、適度な距離感を持ちつつ、相手を同じ神の子どもである真実を見失わないようにしましょう。


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