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受ける時、与える時

受ける時、与える時
2016年7月11日(月)

いつ人に注意を払い、いつ自分に関心を持ってもらったらよいかを知ることは、大切です。見返りを何も期待せず、与えて、与え続けようとすることがよくあります。それが心の広さの表れであり、英雄的な行為であるとさえ思うかもしれません。けれどもそれは、「人の助けはいらない。ただあげたいんだ」という傲慢な態度とさして変わりません。
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与える時と受ける時があります。健康な生活を送るためには、両方の時が等しく必要です。

ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
241頁。

自分を破壊するほどに誰かを愛そうとすることは、傲慢な態度なのです。


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