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キリスト者は目覚める人びとです

〔悔い改め ― 回心への覚醒〕

2015年11月24日(火)

キリスト者たちは目を覚まして、目を上げ、まっすぐに立ち、自らの罪深い怠惰な本質の傾向に抵抗する反対運動を遂行します。
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自分から目覚めて、それから水から起き上がったのではなく、彼らは呼び起こされ、それで起き上がるきっかけを与えられ、まさにそれであの反対運動に移されたのです。
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人が眠る眠りは死の眠りであり、肝要なのは、目覚めに至る時、死から起こされ目覚めることであり、このような目覚めをして一人の人間は弟子となり、キリスト者となることです。

カール・バルト、『カール・バルト一日一章』
小塩節、小槌千代・訳、日本キリスト教団出版局、2007年9月25日発行、625f。

キリスト者は反対運動を遂行するために、神さまによって目覚めさせられた者です。
何に反対運動を遂行するのか。それは自分自身の罪深い怠惰な本質の傾向です。この傾向に抵抗するための反対運動です。
このために目覚めさせられたのです。

神さまを信じるということは、自分自身のこの罪に反対する生き方を選択することです。

(祈り)
神さま、怠惰な私を赦してください。


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