〔死者の復活 ― 第1コリント15章〕
2015年11月23日(月)
キリスト教は、人を包みこむ死にストップ! を命ずるために、人間に決定的に目標を立てる、神の奇跡を必要とします。
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「死」とは、私たちの取り消せない単なる現存在の人間性を言います。
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一切は、この「勝利」が私たちには神の賜物であり、「私たちの主イエス・キリストによって」希望の中の現在であるのだ、ということにかかっています。カール・バルト、『カール・バルト一日一章』
小塩節、小槌千代・訳、日本キリスト教団出版局、2007年9月25日発行、623f。
イエスさまを信じる者は、この世にあって圧倒的な勝利者となります。それは死に対しても圧倒的な勝利者となることです。あるいは死に対してこそ圧倒的な勝利者となることです。
この勝利は、目標であり希望です。しかし不確かな目標や希望ではなく、確かな目標であり希望なので、現在はこの勝利によって覆い尽くされています。
(祈り)
神さま、死をも覆い尽くしてくださったあなたの勝利を感謝します。