〔愛の賛歌 ― Ⅰコリント13章〕
2015年9月26日(土)
愛でないものは、たとえ最も美しい名を冠しようとも、破棄されます。最も美しい名を担うものも、自らによってではなく、愛において愛によってのみ生きます。愛だけは決して止むことはありません。
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パウロは実際に人をこの業の行為者として据えます。控えめな保留はたしかに注目すべきですが、それでもってパウロは「愛している人が」これこれをするとは言って「いません」。そうではなくて「愛」が自立した人物のように現れて、人のために行動します。だが必ず人間抜きではないというのが、疑いなくパウロの意見です。カール・バルト、『カール・バルト一日一章』
小塩節、小槌千代・訳、日本キリスト教団出版局、2007年9月25日発行、513ff。
人間が愛だと思っているものも神さまの前では愛でないものも数多くあるのかもしれません。愛とはイエスさまそのものであると思います。罪人でしかない私たちが、それでもイエスさまを主としてイエスさまのお言葉である聖書の光に照らされ、イエスさまのみこころに生きる時、そこに愛の伴う歩みが生まれます。愛は決して止むことなく、私たちのその歩みを前進させます。
(祈り)
神さま、あなたのみこころに生かしてください。