〔男と女〕
2015年9月7日(月)
問題なのは、彼の男らしい品位と自尊心ではなく、いわんや男らしい願望と感心ではありません。いや、この秩序に対する男らしい責任感が問題なのです。従順な夫は自分の場所で男として秩序に「奉仕」するため働くでしょう。彼はそれゆえ、秩序がふさわしく存続するかどうかを偶然に委ねないでしょう。妻が秩序に相応しくなってくれるかどうかと、妻を待つこともないでしょう。
カール・バルト、『カール・バルト一日一章』
小塩節、小槌千代・訳、日本キリスト教団出版局、2007年9月25日発行、481ff。
妻が正しい歩みをするのを待ってから夫は行動するのではなく、神さまの前に責任ある者として、まず行動するのです。
(祈り)
神さま、夫としての責任を果たすことができるように助けてください。