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人間は動物ではない

〔人間とは何か〕

2015年7月10日(金)

私たち人間は、人間として、動物や他のすべての存在に対して何か全く特有のもの、全く別なものであり、そこで、人間的なもののこれらの現象の中で自らを再認識することになります。
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19世紀はそれゆえ比べようもなく暗澹とした世紀でした。なぜなら、人間が衝撃的な進歩と同時に、自らの進歩の可能性の発展の中で、自らを知らぬ者となった時代であったからです。

カール・バルト、『カール・バルト一日一章』
小塩節、小鎚千代・訳、日本キリスト教団出版局、2007年9月25日発行、388ff。

人間は動物です。しかし動物としてだけ見ていては、人間を理解することはできません。人間は、笑い、愛し合い、創作し、時に悲しみ、絶望し、破壊する存在だからです。
神さまの前に立つ一個の人間として、ようやく理解が把人るでしょう。

(祈り)
神さま、自らがあなたの前に立つものであることを感謝します。


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