〔神の人間性〕
2015年7月4日(土)
イエス・キリストにおいてこそ、聖書の中で証しされているように、私たちは抽象的になどではなく、人間と関わらなければなりません。
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イエス・キリストはそのご一身で人間の真の神としてあられるように、真の人間として神の誠実なパートナーとしてあられる。
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この統一性においてイエス・キリストは神と人間との間の仲介者、調停者です。
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そのようにキリストは人間に神の自由な恵みを証し、保障し、だがまた神に人間の自由な感謝を証しし保障します。そのようにキリストは御自ら、人間に対する神の義を確立し、だがまた人間の義を神の前に確立します。
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神と人間との間のこの仲介者で調停者であるイエス・キリストは、同様にまた神と人間双方を啓示する方でもあります。カール・バルト、『カール・バルト一日一章』
小塩節、小鎚千代・訳、日本キリスト教団出版局、2007年9月25日発行、379f。
イエスさまはまことの神でありまことの人間です。だから罪に苦しむ私たちをお救いになることができます。
まことの神として、神さまの私たちへの自由な愛を証ししていてくださいます。
同時に、まことの人間として、神さまに向かって私たちの自由な感謝を証ししていてくださいます。
私たちはただこのイエスさまにおすがりして、神さまの前に歩ませていただいています。
(祈り)
神さま、今日もあなたを仰ぎ見させてください。