〔神の神性〕
2015年6月28日(日)
聖書は宗教改革の信仰告白と同じように、私たちに注意深く次のことを聴くよう求めています、すなわち、ただ「唯一なる神」であるということです。
・・・
「神」という者は、唯一の方というわけです。神を認識するとは、唯一の方を認識することであり、神に仕えるとは、唯一の方に仕えることです。
・・・
神を崇めよ! 私たちの思考がこの「賛美」に従うことで、思考はこの神の認識に到達しますし、この神の認識にしか達することができません。一片の神認識にでしょうか。いや、正しく理解するなら、まさにこれは確かに一切の真の神認識の全体であります。カール・バルト、『カール・バルト一日一章』
小塩節、小鎚千代・訳、日本キリスト教団出版局、2007年9月25日発行、369ff。
神さまは唯一のお方です。神々は唯一ではありません。唯一ではないので、それらは「神」ではありません。唯一の神さまを知るための道は、神さまへの賛美、神さまへの礼拝です。これ以外に道はありません。しかしこの道に歩むならば必ず唯一の神さまにお出会いします。しかも神さまの一部にようやく出会うのではなく、神さまの一切にお出会いできるのです。
(祈り)
神さま、唯一の神であるあなたを礼拝します。