〔あなたのもとに王はいないのか〕
2014年12月2日(火)
「あなたは、今、何ゆえにわめき叫ぶのか、あなたのもとに王はいないのか。」(ミカ書4章9節)
神はこのような懺悔を好まない。・・・
かたくなな心や、意気消沈した心から出てくる懺悔・・・
誇りや疑いから出てくる懺悔・・・
自分に対する不満や自分ひとりの新しい意図から出てくる懺悔・・・・・・
「あなたのもとに王がいないのか」。―いや、「王」はあなたのもとに入る。その王のいるところに、あなたが求めようとしているあらゆる助けがあるのである。そしてその王は、あなたを実際に助けることができるのである。それゆえ、助けがまるで遠くにでもあるかのように、叫び求めてはならない。助けは、近くに、手で届くほどの近くにあるのだ。王はあなたのそばにいて、すべてのものを、すなわち、平和、義、純粋さ、真理をもたらし、与えることができるのである。・・・
王があなたのそばにいるのだということを認識する時にのみ、あなたは変わることができるであろう。ボンヘッファー、『主のよき力に守られて~ボンヘッファー1日1章~』
村椿嘉信・訳、新教出版社、1986年6月30日発行、595ff。
まるで神さまが遠くにいてくださるかのように叫び求めることをやめましょう。
神さまはすぐそばにいてくださいます。
インマヌエル―神さまは共にいてくださる、すぐそばにいてくださるイエスさまに祈りましょう。
すぐそばにいてくださることを忘れないでおきましょう。
(祈り)
神さま、すぐそばにいてくださることを感謝します。そのことを忘れて自分のことしか見えなくなる私を助けてください。