〔キリスト―われわれの生〕
2014年11月29日（土）
私たちは、神と、多くの人々と、また最終的には自分自身と不和になっては、生きて行くことができないからです。
・・・
あなたが神への愛で自分というものを忘れ、完全に無私の状態になり、その上で神や隣人に対して自由に心を開くなら、神は必ずあなたの人生に意味と豊かさを与えてくれるでありましょう。ボンヘッファー、『主のよき力に守られて～ボンヘッファー１日１章～』
村椿嘉信・訳、新教出版社、1986年6月30日発行、589ｆｆ。
神さまにすべてをゆだねるということは、神さまへの愛で自分というものを忘れることであり、完全に無私の状態になることであり、神さまと隣人に対して自由に心を開くことです。そうして神さまと、また隣人と、さらには自分自身との間に平和をいただくことができます。
そのような信仰生活を送る人生に、意味と豊かさを、神さまは与えてくださいます。
もし人生に意味が見いだせず虚しい毎日を過ごしているならば、すべてを神さまの御手にゆだねてしまえばよいのです。
（祈り）
神さま、あなたへの愛によって、自分自身を、またすべてのことをゆだねさせてください。