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人間は希望と共に成長する

〔信仰、希望、愛〕

2014年11月27日(木)

「このように、いつまでも存続するものは、希望である。」(第1コリント13:13)

望みをいだくことのない信仰は、病んでいる。
・・・
人間は確信をもって信じるなら、同時に、確信をもって望むのである。
・・・
人間は望めば望むほど、その希望と共に大きくなる。人間は希望と共に、成長するのである。―このことは、その希望が、ただ神と、神の唯一の力に対するものである限りにおいてである。この希望は、いつまでも存続するであろう。

ボンヘッファー、『主のよき力に守られて~ボンヘッファー1日1章~』
村椿嘉信・訳、新教出版社、1986年6月30日発行、584ff。

人間が大きいとか、人間が小さいとか、言われることがあります。
大きい人間とはどのような人間であるのか。小さい人間とはどのような人間であるのか。
ふところの広い大きな人間になりたいと思いますが、それは、その人の抱く希望の大きさにかかっているということでしょうか。
希望といっても、迷信や誇大妄想ではありません。神さまの力に対するものである限りににおいて、その希望はいつまでも存続するものであり、そのような希望をいだく時、人間は大きくな成長するのです。そしてその希望と共に成長するのです。
希望が大きくなると、それと共にその人間も大きく成長するのです。

逆に神さまの力を信じず、それゆえいつも絶望感に生きてしまう者は、成長しないということでしょうか。
人を見て、自分を見て、世界を見て絶望するのではなく、そこに希望を見出し、神さまの力を発見し、また神さまを信じ希望に行きたいと思います。

(祈り)
神さま、人間に、そして教会に、いつも希望をいだかせてください。


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