〔はじめに神は・・・・・・〕
2014年6月29日(日)
「神はその光を見て、よしとされた。」(創世記1:4)
「創造」と「保持」とは神の一つの行為の二つの側面である。
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神の目は、世界を―たとえそれが堕落した世界であったとしても―、よいもの、創造されたものとして見る。
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悪と比較できないよさ、神の支配のもとに立つことによって成り立つよさのことである。
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世界は神のものであるので、それゆえにこそ世界はよいのである。ボンヘッファー、『主のよき力に守られて~ボンヘッファー1日1章~』
村椿嘉信・訳、新教出版社、1986年6月30日発行、321頁f。
この世界、自然、環境、動物、植物、社会、隣人、家庭、などなど。すべては神さまが創造され、今も保持されているものです。そしてそれは「よいもの」です。
私たちの基準で良いものであると判断しているのではありません。神さまがお造りになられ、今も保持しておられる、そして、よいと宣言していてくださるので、よいものなのです。
「私」もその中に含まれています。私も神さまの前に、よいもの、なのです。
(祈り)
神さま、このような私に向かっても、よい、と呼びかけていてくださることを感謝します。そのお言葉を受け止めることができるように助けてください。