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神の前ですべての言葉が問われている

〔しかし私はあなたがたに言う〕

2014年6月17日(火)

マタイ5:33~37から

「誓い」は、この世の中に嘘があることの証明である。
・・・
誓いは、嘘の避難所となってしまったために、拒否されるべきであったのである。
・・・
弟子は、みずから語るすべての言葉と共に、「光」であるべきである。

ボンヘッファー、『主のよき力に守られて~ボンヘッファー1日1章~』
村椿嘉信・訳、新教出版社、1986年6月30日発行、300頁f。

「絶対に」とか「一生に一度のお願い」とか「これだけは本当です」という言葉を使ってその時のことばを、ふだん語っている言葉と区別して、真実味をもたせようとすることがあります。それはふだん語っている言葉に、嘘が含まれていることを暴露していることである、とボンヘッファーは語ろうとしているのでしょう。

世の光である弟子たちは、その語るすべての言葉とともに光であるべきだ、とボンヘッファーは語ります。

つねに真実な言葉を語る者でありたいと思います。

(祈り)
神さま、真実な言葉を語る者にしてください。


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