聖書の復活報道の全体は、非常に復活祭らしからぬ仕方で始まる。
リュティ、『この日言葉をかの日に伝え』、135頁
マタイの福音書28章1,2節
2013年04月08日(月)
復活祭らしからぬ仕方、とは、そもそも復活祭は喜びの時ですから、喜びの時らしからぬということでしょう。
確かに、香油を塗りたいと墓に急いだ女性たちは、喜びよりも恐怖に襲われました。真実の神さまに出会うことは、喜びよりもむしろ恐怖の中に起こるということではないでしょうか。
恐怖に襲われること。その中に復活の主のみわざが始まるのです。