イスラエルは沈黙しているが、神は召された者でない異邦人たちの口を開かれる。
リュティ、『この日言葉をかの日に伝え』、130頁
マタイの福音書27章54節
2013年04月03日(水)
主イエスさまが十字架につかれたとき、そば近くでその職務のために主の十字架の出来事の目撃者になった異邦人の兵士たちが、「この方はまことに神の子であった」と証言しました。
本来この証言のために召されていた12弟子はそこにはいません。また歴史的に証言すべきであったイスラエルは証言するどころか主を否定しています。
神さまはこの異邦人の口を開いて、ご自身が神の子であることを証言させられました。異邦人は自分自身が一体何を語っているのかほとんどわかっていないのかもしれません。しかし十字架の出来事はそのように石をも叫ぶ出来事だったのです。