PM理論

P パフォーマンス
実際に課題が達成されていくことであって、これにまつわる集団の機能

M メンテナンス
集団を維持していく機能

P行動だけだとリーダーは勝負の鬼になってしまうし、M行動だけだとリーダーの存在が浪花節になってしまう。

金井、『リーダーシップ入門』、212ページ

教会における牧師のリーダーシップにPM理論を当てはめるとすると、P行動は力強くビジョンを示し主の喜ばれる教会に導くことでしょうか。M行動は牧会的なケアということでしょうか。

もともと牧会のなかにP行動、M行動の両方が含まれていると思います。あえて牧師の活動をPM理論に当てはめることは、PMそれぞれの大切さを考えやすくするために役立つのではないかと思いました。牧師も人間ですから、P行動が得意な人もいますし、M行動が得意な人もいます。意識しないとどちらかに偏ってしまい、ふさわしいリーダーシップをとることができていないこととなります。結果一所懸命やっているのに空回りをしてしまって教会の成長につながらないということになってしまうのではないでしょうか。牧師はどんどん疲弊してしまいます。

神さまの国の前進、良き証し人としての信徒の成長、教会のビジョン、福音の前進をしっかりと考えつつ、また牧会ケア、信徒一人ひとりの祈りの課題を共有すること、耳を傾けること、愛すること・・・ですね。


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